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秋分の日は、私たち夫婦の33回目の結婚記念日でした。
今年も、私がシェフになって、イタリアン料理を振る舞います。

準備を始めた15時には、雨が降り始めました。 
残念ながら、ウッドデッキでのお食事はできませんでしたが、たまにはダイニングでの食事もいいものです。

BGMは、大好きなジャズピアニスト ビージー・アデールさんのアルバムからです。
「Monn River」オードリーヘップバーンさんの名画のテーマ曲です。

今、動画を貼ろうとして、彼女が今年の初めに84歳で亡くなったことを知りました。
ロマンチックなジャズの最高峰と言われ、本当に素敵な演奏で、ファンでした。
ご冥福をお祈りします。

こちらも彼女の曲の中で特に気に入っている「I've got you under my skin(私は、しっかりあなたに魅了されてしまった)」
フランク・シナトラさんの名曲です。
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メニューは、愛読の「南イタリア料理絵本」からの海鮮パスタです。
エビ、タコ、イカ、ホタテをニンニクと赤唐辛子とオリーブオイルで炒めます。
そして、ワインの香りをつけて、さらにトマト缶とパセリで煮込みます。オレガノとバジルを加え、さらにアサリを入れます。塩は、健康を考え控えめに。
海の恵み、そして太陽の恵みのトマトソースをしっかり味わうことができます。
素朴なナポリの郷土料理です。
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愛読の料理絵本です。
古い1990年代購入の本ですが、しっかりと私の知恵袋になってくれています。
作者たちのセンスがよく、読んでいて飽きません。
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こちらは、サラダ。
既製品のハーブ香りの蒸し鶏を添えています。
プラス既製品のパンプキンスープ。

こちらは、ビージー・アデールさんの「love letter」
とてもロマンチックなジャズピアノです。
彼女のアルバムは、何気ない家のダイニングキッチンを、素敵なレストランに変えてしまうのです。
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庭に咲く「プリンセス・ドゥ・モナコ」の大きな花を生けます。
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33年といえば、ウェディングキャンドルに刻まれた 年月をはるかに超えてしまいます。
もう受け皿に近い場所まで来ています。
「そんなに経ったかね〜?」
「あなたも、もう定年で、おじいちゃん年代がが迫っているわ。私ももうすぐおばあちゃんよ。早いものね〜」
「まるで、竜宮城みたいだね。気がついたら、歳をとっていたという...」

彼女のご両親に、家内と料理の写真を撮って送ります。
するとおめでとうとのご返事が来ました。
家内のご両親は、夫婦仲が良く、ずっとお手本でした。
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食後は、デザートとコーヒーです。
手前のティラミスは、家内が買ってきた既製品です。
奥は、私の大好きなフルーチェです。
今回は、以前失敗したプッチンプリンとのコラボに再挑戦。
ところが、前回は小さなピッチンプリンの着陸に失敗したので、大きなのを買ってきたら、グラスの口に入らず、グチャグチャに崩れてしまいました!!!(はあ....)

仕方なく、プリンとフルーチェ(ピーチ味)の2層構造のババロア(ジジロア?)としました。

家内は、まゆを八の字に、渋いお顔でした...(苦笑)

まだまだ、私たち夫婦の航海は続きます。