年末年始にアコードワゴンのホイールキャップの新品在庫が残り7個だと聞き、もしアコードワゴン を今後も綺麗に乗り続けたいのなら、この機会を逃してはダメだと判断、4万円で4個を注文しました。
足元もこれで新品同様になります。
そして劣化したグリルは、ヤフオクで非常の程度の良いものを7千円程度で手に入れ、交換の予定です。
そして、年末年始にケミカル品を使って、徹底的に劣化更新を図ったのですが、もう限界かなと思ったのが、ボンネットとフロントガラス を間にある「カウルトップ」と言われる無塗装樹脂パーツ。
そして、ワイパーの前後。
黒復活コーティングも限界で、残された手段は、パーツ交換か取り外して塗り直すしかない状態でした。
取り外しについては、やはり難易度が高そうです。素人が無理にやって壊してしまっては元も子もないしなあ...
新品パーツ在庫が無くなりかけている今、よく考えた末、カウルトップ、そしてワイパーも全体ではなく、アームの部分は新品と交換しようと決意しました。
ホンダカーズの仕事の初めのの日に、電話して在庫を確認しました。
すると、一番必要だと思っていたカウルトップは、実は運転席側と助手席側に分かれていて、助手席側しか在庫がないことがわかりました。ワイパーは前後ともありましたが、助手席側カウルトップともども、今注文しないと在庫は無くなることがわかりました。
「カウルトップは、助手席側だけだと真ん中から新品と古いモノで分かれて、統一感が無くなりますね」と 、ディーラーの女性に言われ、うーんと悩んでしまいました。
実は、助手席側はまだマシで、運転席側の方が劣化が進んでいたのでした。
とりあえず、ワイパーアームのみ注文。「ワイパーブレードを取り付けている傘の骨のようなパーツは必要ないですか?」と言われたのでしたが、少しでも費用を節約しようと「結構です」と断ってしまいました。
でもその夜、単身赴任先でiPhoneに保存してある写真をよく見てみると、劣化が進んでおり、対して金額は変わらないので、全部交換した方が良いと思い直しました。
また、助手席側のカウルトップだけでも新品にしておいて、運転席側は別に対策を考えた方がいいとも思い直しました。まだまだ乗るつもりなら、最後の新品パーツを押さえておかなければいけない。
翌日、再度、ホンダカーズに連絡して、全部交換してもらうことにしました。
結果、カウルトップが工賃込みで2万円弱、ワイパー前後が工賃込みで2万5千円くらいで、 ホイールキャップ交換4万円(工賃は定期点検代に含まれる)、フロントグリル交換工賃(不明)で、9万円くらいかかることになってしまいました。
定期点検費用が3万円くらいかかることを考えると、車検費用に迫る金額になってしまいました。
運転席側のカウルトップです。ここを一番変えたかったのでしたが...
助手席側のカウルトップです。
フロントのワイパーアームです。
リアのワイパーです。リアはアーム部分だけでなく、よく見るとブレードの取り付け部分も酷い状態でした。
今回、10万円近く使うことになり、やっぱりやり過ぎかなあ...? という迷いがあります。
アコードワゴン はとても良い車だけど、やはり歳を取った車ゆえ、人間と同じで、これから調子が悪くなりやすいに違いない。いつまでも乗れれば良いけど、維持にかかる費用が非常に割高になっても維持できるほどの経済的な余裕がない。
ここが迷いの大元になっています。
今日は素敵な青空でした。
朝9時に洗車しようとしたら、ホースのシャワーヘッドが凍りついてて、水が出ませんでした。
歯医者に行った後、11時から洗車開始。
シャンプーだけでピカピカになり、やっぱり惚れ惚れです。
確かにこれからどれくらい乗れるかは、わかりません。未知の領域。
でも、いたずらに不安がっていても仕方がないか!
なんたって大のお気に入りの車。いまだに「キャンプ道具が大量に積める」「ハンドリングが非常に優れていて、運転していて楽しい」「見た目がスポーティーでカッコいい」の三拍子揃って、この車を凌駕する車はないのだから。新型レヴォーグは、ハンドリングとカッコよさでは満足だけど、積載能力に不満あり。許容範囲ではありますが。パサートヴァリアントは、積載能力では上だけど、スポーティーとは言えない保守的な外観が好みではないし、値段も高すぎる。
2回目の緊急事態宣言が出た週末。
大人しく家にいましたが、良い天気なので、夕方に筑波山方面にドライブに一人で行きました。
CBR400RやNS50Fでツーリング時に写真を撮る、お気に入りスポットです。
筑波おろしがひどく冷たかったですが、広々とした冬枯れの野にそびえ立つ筑波山は、やっぱり素敵な山です。
バイクツーリングのように、何も目的がなく、ただドライブするためだけにアコードワゴン に乗るのは、よく考えたら本当に久しぶりでした。
年末の大掃除の時にONに設定したドライブレコーダーの「ドライブアシスト機能」は、白線を超えていないのに警告音を出し、前車に急接近していないの警告音を出し...と、かなりイマイチの機能でした。
あってもなくても同じで残念。
まあ、本来業務の前後の録画さえしっかりやってくれたらいいや。
やっぱり良い車だなあ。
18年乗っても大きな故障もなく、ボディの塗装面も非常に美しい。
やはりホンダの品質は、素晴らしい。もうすぐ34年になるNS50F AEROも、そのことを証明しているよなあ。
アコードワゴンもNS50Fのように、希少なネオクラシックになれたら、凄いことですが。
VWパサートヴァリアントもVOLVO V60も、”万が一”お金に余裕ができたら候補かな?と夢想していましたが、いろいろ調べているうちに、欧州車は日本の高温多湿の夏に弱く、やはり長期間の耐久性で差が出る実態を知りました。 となると、対象からはやはり外れます。
やはりスバルとホンダの一騎打ちだ。今はスバルが優勢。
でも自分としては、これだけ実際に品質の良さを経験しているホンダの車に乗りたいのです。
一方、自動車販売が低迷して、世界のあちこちで工場を閉めていると報道されている現在のホンダ。
多少高くても良いので、アコードワゴン CM2のようなピカイチの車を出してくれないかなあ。 全世界の需要を集めたら、なんとか採算に乗るでしょう。大儲けはできなくても。
そしたら、必ず次回も買います。 もう待ちくたびれました。
コメント
コメント一覧 (15)
最終的には、くーぺきゃんぱーさんとご家族のお考えでご決断されれば○だと思います。
嫁サンが17年乗った9Nポロを代替することになりました。
最近のホンダ車には魅力を感じることができず、MAZDA3:1.5Lワールドカーデザインオブザイヤー記念車となります。
くーぺきゃんぱーさんが乗り替えられるなら…個人的にはレヴォーグを推します。
素晴らしいクルマらしく、プライスも非常に?素晴らしいですが…
CoupeCamper
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製造から年月が経った自動車やバイクは、パーツの在庫が気になります。
ガンマのある部品が在庫なしと知ったときはショックでした。
35年も前のバイクですから外装品がなくなるのはしょうがないので、ストックすることにしたら、収集癖が出てとんでもないことになったので、今は控えています。
まぁその収集癖のお陰で今回の転落事故も修理の目途がついたのですが。
お気に入りのアコードワゴンがきれいになって戻ってくるのなら、10万円の出費なんて安いもんだと思います(あ、私はビンボー人ですが。)。
部品は知っていたのですが、あの部分がカウルトップというのは初めて知りました。
新車のときは真っ黒ですが、時間とともに白くなっていきますね。
リヤワイパーは、私は使ったことがないのですが、気が付くとボロボロで、いつも慌てて交換してます。
ガンマはエンジンを除いてほとんど自分でメンテナンスできますが、自動車になると私もプロに任せています。
CoupeCamper
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仕上がりが楽しみですね。
「ドライブするためだけに車に乗る」
そう言えば、しばらくそういう乗り方をしていないような気がします。
バイクなら宛ても無く走り出すことが多いのですが、車は「何かをする」、「どこかへ行く」ことが目的になっています。
コロナの影響でなかなか遊びに行くことができないので、「ドライブする」ために車に乗ってみようと思います。
CoupeCamper
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ホンダ・レジェンドクーペを20年以上維持された、がんもどきさんならではのお言葉、非常に重みがあります。先を予測して、事前に無駄な少しでも出費を防ごうとすると、結果的に、逆に余裕を見た常識的な判断とならざる得なくなってしまうところが難しいですね。危惧している故障は、エンジンそのもののオーバーホールで、10万円を軽く超えてしまう事態だと今は思っています。
でも、それがいつ来るのか、よくわからないのです。距離的には13万km超えた程度。
結局は、その時までは、地道にメンテしていくしかないということでしょうね。
レヴォーグも今の姿は良いですが、次のモデルが魅力的でなくなってしまうと...という思いが、迷いに拍車をかけます。
結局、いろんな選択肢を考えて、無難な方向がいいのでは?とグルグル考えが迷っているだけなんでしょうね。
わからない選択肢を考えるのは、やめにしようと思います。そして、その時がきたら、その時の予算でその時の選択肢で、一番魅力あるものを決めるしかないと覚悟しようと思います。
VWポロの後継車、MAZDA3決定おめでとうございます。マツダは、ミニバンで勝てなかった分、スバル同様に乗用車タイプ及びSUVに注力して、従来のホンダファンの乗り換えの受け皿になっていますね。
楽しみですね。
がんもどきさんの単身赴任が終わったら、最後はレジェンドの後継車選びでしょうか? その心を掴む車は何になるのでしょうか...?
CoupeCamper
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今バブル期の2ドア車が脚光を浴びているようですね。番組を見逃しましたが、BS東京で金曜の夜やっていた番組では、プレリュードやシルビア、私をスキーに連れってのセリカGT-Fourあたりが特集されたようです。R32スカイラインやフェアレディZなども、今もって魅力的です。
自分のアコードワゴンは世間的には名車の評価は受けていませんが、ネット情報を検索してみると、実際のオーナーには名車の誉が高く、もう少し乗りたかったが諸般の事情で乗り換え...という方が共通しています。
初代アコードワゴン 、強烈な印象でしたね。日本車の高品質を保った割安な「輸入車」という素性が、これまでの日本車に無かった魅力を上乗せしていました。
実は、結婚したばかりの家内も、社宅で初代アコードワゴン 新車に乗せてもらい、「アコードワゴン はとても素敵な車だった」というのが、実は今のアコードワゴン を買う時のイメージの下地になっています。自分は、オデッセイ派だったのですが、折れたのでした。
結果的に、「私の言った通りでしょう?選んだのは私ですから。」と家内にいつも言われています。(笑)
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NS50Fと同時期に生産されていたスズキ・RG50ガンマを維持されているひろし、さんならではのお言葉、非常に参考になります。
古いものを維持しようとすると、良いパーツをストックしておかなければならなくなりますね。そして、そのパーツが、中古品なのにプレミアが付いて非常に高いものになってしまうということは、古いマシンが趣味として確立しているバイクの世界では、もはや普通に広まっていますね。
維持費が非常に高い車の世界でそれができるのは、現状では一部の人だけですね。
残念ながら自分は、お金を湯水のように使える身分にはなれませんでした。
でも、なんとか運を天に任せて、やれる範囲で、「一番好き」を維持することに挑んでみようと思います。
多分最後は「あきらめ」が勝つでしょう。でも、その時はその時ですね。
その時こそ、その時点で一番自分の心をとらえるものを買えばいい。
10万円は、仰せのとおり「1番のお気に入りの愛車が、新品にリフレッシュされて戻ってくるのだから、安いものだ」と考えます。そして、仮に運に見放されて、アコードワゴン が大掛かりなオーバーホールを受けないともたない事態が突如きてしまったら、「10万円が無駄になっても、全くびくともしない!」と虚勢(笑)を張ることにします。
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「人生にとって必要な経費」
目が覚めるようなお言葉でした。
ホンダ・CB1300SFを新車のようにピカピカ状態で20年近く維持されているabekiyoさんならではの重みを感じました。
そうなんですよね。”今の自分の心”にとっては、一番正しいお金の使い方だと思います。それで、心が豊かになれるのなら、それは正しい使い方なのだと思いました。
バイク乗りは、バイクを意識的に動かしてあげないと、ついつい乗らなくなってしまい、それがバイクの不調に発展していきます。しかし、車は日常の道具として必需品ですから、意識しなくても、いつでも準備体操をしているようなものです。
でも、車もバイクツーリングみたいに久々に無目的にいい景色だけ見に行くのは、とても新鮮な気持ちになれました。おまけに、今の時期、冷たい北風の心配がないのは、同じ道を走るのでも、バイクと大違い!(笑)
大好きな佐野ラーメン「中村屋」の前を通り、強烈にあの美味しい味を味わいたくなりましたが、やはり緊急事態宣言、そしてただでさえコロナ&正月太りで、デブへの道を真っ直ぐ走っているので、やめました。(笑)
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確かに小さくはない出費ではありますが、クルマ好きとしては素直に羨ましいと思えます。特に最近の国産では、そんなクルマは少ないですから!
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多分、私のアコードワゴン に対する感覚は、nyaponさんのキャンピングカーに対する感覚とよく似ていると思います。私以上に若い時から本格的な車好きとして、乗ってこられたnyaponさんにとっても、やはり今の時代、心ときめかせる車が少なくなっているような気になりますか! 私も同様です。
一時期、「筋肉質な企業体質」という言葉が流行って、多品種少量生産が否定され、得意なものへ「選択と集中」がなされたように思います。その頃からですね、バリエーションが減って、面白く無くなってきたのは。
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お気に入りの車がなければ、乗り続ける事はありだと思います。車は結構細かな部分が劣化していたりで、維持するにはやはりお金がかかりますね。リアワイパー等も普段はあまり使わないのですが、特にゴムの劣化が著しい気がします。
今は主流がハイブリッドやEVに移行してますが、欠点は駆動用バッテリーが高い事です。なので、長年乗ろうとするとどうしてもその辺りがネックです。
私が次乗るとすれば、クリーンディーゼルも良いかなと思います。
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長く車を乗ることが、ある段階から、劣化更新コストを天秤にかけながらの、非常に悩ましいものになることを知りました。
でも、その中で工夫していきながら、どこまでやれるか無理ない範囲でチャレンジしてみます。
新品パーツ在庫の最後を得られたのは、ある意味幸運なことだったと思います。
ハイブリッド化すると、駆動系バッテリーの耐久性が問題になりますね。パソコンやスマートフォンの経験からは、仰せの通り全く期待できないですが....
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やはり、屋根なし駐車は、辛いものがあります。
ディーラーのサービスさんからも屋根あり駐車場だったらルーフもボンネットももっといい状態が保てたでしょうね。と言われました。
私の住んでいるところでは、アコードワゴンを購入してからしばらくして、ナンバープレートの地名が変わりました。
最近、街中を走っていると、旧地名のプレートのクルマを見かける機会がめっきり減りました。
周りからは、新車購入を促されますが、どうも胸がときめくクルマに出会えません。
そういう意味では、アコードワゴンの出来のよさは、くーぺきゃんぱーさんがブログで書かれているとおりです。
中途半端なクルマを買ったら、このクルマを手放したことを後悔してしまう。
そんな気がします。
部品交換結果のレポートを楽しみにしています。
CoupeCamper
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私も、同じ時期にアコードワゴン を購入し、同じ思いでずっと乗られている方が身近にいらっしゃることで、勇気をとてももらえたと思っています。
shuri_ctxさんの悩みは、塗装ですね。
ご参考までに、ウチの車は、パワーテールゲート以外は、2007年の春に全塗装および両サイドドアの板金修理をしています。過積載ダンプから落ちてきた土砂が家内が運転するアコードワゴン に降り注ぎ、全身傷だらけになりました。この時どこまで修理するか非常に迷ったのですが、その後すぐに、カーナビの間違った案内に狭い一方通行行き止まりの道に迷い込んだ家内が、バックしながら戻る時、両サイドをぶつけまくって、前後4枚のドアが、ボコボコになってしまったのでした。あの衝撃は忘れられません。気に入らない車だったら、多分買い替えでした。しかし、踏ん切りがつき、全部修理しました。35万円ほどかかったと記憶していますが、車両保険を初めて使いました。結果的に、このお陰で、今の姿があるのだと思います。あの時の修理代は。等級ダウンと保険代悪化を招きましたが、結果的には思い切って直してよかったと思います。
http://coupecamper.livedoor.blog/archives/18957246.html
仮に残りの人生仮に30年を、1台12年、2.5台くらい乗る前提で計算すると、1台=4百万円なら10百万円かかります。もし、50万円の再塗装+劣化修理で、5年アコードワゴン が延命できたら、2台くらいで済み、8.5百万円の費用と、やはりだいぶお得な気がします。おまけに気に入った車が現れる可能性がきわめて高い。節約した11.5百万円は、最後の車に回すことも可能。
やはり気に入った車を大事にするのが良いのでしょうね。
CoupeCamper
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過去の記事を見ていたら、こんなのもありました。
http://coupecamper.livedoor.blog/archives/18962812.html
「珍しいアコードのクラシックカー」
1989-1993年に販売のアスコットにホームセンターに出会ったという2016年の記事ですが、この時この車は、23〜27年経っていたことになります。乗られていたのは、品の良い老婦人でした。この時より、さらに品質は上がっていますから(私のカローラレビンは全く同時期の車でした)、多分、心配には及ばないのかもしれません。
自分も、ちょっと不安が取れました。
CoupeCamper
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