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我が家のアコードワゴン は、あと1ヶ月半で丸18年乗り続けることになります。
スバルから新型レヴォーグが出てきて、だいぶ心動かされる部分があるのですが、大事に乗り続けることを決意しました。
やはり、アコードワゴンの見た目が、人から褒められるほどピカピカな点、故障も来ておらずまだまだ乗れそうなこと、現時点で膨大なキャンプ道具を乗せられるという点では、レヴォーグはアコードワゴン にかなり及ばないこと。

でも、いくらピカピカと言っても、足元に目を向けると...
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フロントの助手席側の方は、経年劣化が進み、ご覧のとおり表面の塗装が剥げてしまっています。傷をつけていないのに、毎週ブレーキダストも掃除していましたが...

せっかく、ブリヂストンのプレミアムタイヤ・レグノを履いているのに、足元見せられません。

この剥げた傷を見るたびに、昔スターウォーズに出てきた悪役「ボバフェット」のヘルメットを思い出してしまいます。
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劣化が軽微な他の3つのホイールキャップも、やはり部分的に剥げている他、家内が縁石に擦った跡が残っています。
一番劣化の進んだホイールと同様になるのも時間の問題かと思われます。

そこで昨日、18年点検の予約をホンダカーズに連絡した際、ホイールキャップの新品交換ができるか在庫を調べてもらいました。
すると、最後の在庫が残っていることがわかりました。4つで消費税込みで4万円弱。年次点検時に交換すれば工賃はかかりません。アルミホイールを4本買うと8万円以上かかると、ブリヂストンのタイヤ館に言われていたので、一番安い劣化更新はこれしかないと注文しました。

家内からは、古い車にお金をかけるのは反対されているのですが、まだまだ大丈夫と説得しました。

自分でパテとスプレーで修理することも頭をよぎりましたが、しっかりしたジャッキやトルクレンチ、スプレー各種の購入金額、これから強くなる北風を避けての作業や乾燥の手間を考えると、最後の新品在庫を購入して交換した方が得だと判断しました。

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そして、フロントグリル の交換もお願いしました。バンパーを外さなくてはいけないらしく、素人では大変というのがネット情報でした。工賃は不明ですが、1万円ほど?

あとは、ナビの交換になりますが、ちょっとお金を使い過ぎているので、少し間を置いてからにしようと思います。旭化成のLSI工場火災の影響とかで、製品が高値推移しているので、そういう意味でも今は待ちの姿勢が吉です。

古くなってしまったアコードワゴン にお金を注ぎ込むことについては、不安もあります。
10万円クラスの故障が起こり始めた時、修理するか再び相当悩むに違いないからです。 

しかし、経理上で考えると、もう減価償却もとっくに終え、長寿のおかげでかかるコスト0で車に乗り続けられているようなものです。突然ポックリ逝くようなことがあって、たとえ多少損した形になっても、それ以上に得しているので、その時はすっぱりと諦めよう。

ホンダの品質は大したものだと改めて思います。初めての車だった前車 トヨタ・カローラレビンAE92は、新車購入からわずかに5年過ぎたところで、樹脂パーツの塗装剥げが酷かったし、10年過ぎたら、内装の剥がれも起こっていました。 
アコードワゴン CM2型は、歴代のアコードワゴン の中では異色なほど、アウトドアに対する実用性に拘って設計された車でした。この使い勝手が、品質と並んで、この車をいまだに唯一無双の存在にしています。 

この点を考えると、やはり次も絶対にホンダ車なのですが、残念ながら、現行のラインナップの中で欲しいと思う車が全くないのです。いつの時代もホンダ車って、若々しくて、憧れの車が必ずあったのに。

そういう意味でも、まだ待った方がいい。オートバイの世界では、ホンダは絶好調で、近年素晴らしいデザインの高性能バイクを世に送り出しています。車の停滞を一層感じてしまいます。

まずは、スポーティーなカッコいい車を出すことに、全力投球して欲しいですね。品質面や技術面では非常に良いのだから。
Acuraの現状車のデザインを見ていると、あまりの不細工さ加減に、本当にHondaの未来に幻滅を感じてしまいます。全世界共通の今のアコードセダンの”デコッパチ グリル”のデザインも嫌い。 米国と日本人の好みが合わないのなら、デザインをしっかり分けて欲しい。
コスト高を恐れて、欲しいと思えない車ばかり作っていると、ホンダファンは離反し、昔の日産のようになってしまいますぞ。