1年間ほど悩んだ後、ハーマン・カードン社のサブウーファー&スピーカーシステムの「サウンドスティックス・ワイヤレス」を購入しました。
きっかけは、2001年1月からずっと使い続けているMacintosh PowerBookG3に、実家で休眠状態にあったハーマン・カードン社製透明クラゲ型サブウーファー「iSub」を接続したら、とてもよかったことです。もの凄く重低音が響いて、ジャズを非常に臨場感溢れて聴くことができます。デザインも非常に良い。
一方、数年前に購入した液晶テレビ(Panasonic VIERA)の音が酷いことに大きな不満がありました。
我慢ならなくなって、シアターシステムを取り付けようと思ったら、なんとコストダウンのため、我が家のモデルはデジタル出力ができないので、繋ぐことができなかったのでした。出力は、イヤホンのためのステレオミニジャック だけでした。
そこで思いついたのが、ハーマン・カードン社から今も販売している、透明クラゲ型サブウーファー&スピーカーの「サウンドスティックス」でした。iSubが元々iMac専用の重低音のためのサブウーファーだったのですが、サウンドスティックスは、高音用のメインスピーカーも付属していて守備範囲が広いのでした。昔からデザインがカッコ良くて憧れでした。ニューヨーク近代美術館に、このようなオーディオ機器として初めてかつ唯一の美術品として収録されてるのです。
大仕事も一段落したし、冬のボーナスも何も使っていなかったので、自分へのご褒美として、家内にも認めてもらいました。
金曜日の夜、自宅に戻ると、届いていました。
早速箱を開けると、ピカピカのサウンドスティックス・ワイヤレスがお目見えです。
やはり美しいデザインです。
価格は、1年ほど前は、Amazon.comではちょうど19,800円だったのですが、 この1年のうちに値上がりして、2万5〜6千円+ポイント付与2千円ほどで推移していました。
ここ1週間ほどで少し値下がりし、 2万3千円ほどになり、アマゾンのポイントが残っていたので、それを使うと2万2千円の支払いとなりました。これが、今買った直接の理由です。
ずっと悩んだ末、購入したものは、届いた時の喜びも大きいです。
早速テレビに繋いでみます。
SoundSticks自体のオーディオ機器との接続手段は、3系統あり、1つはブルートゥースを使ってパソコンやスマートフォンと、もう1つはRCAピンジャックという左右が分かれた音声ケーブル、3つ目がステレオミニジャックケーブルを使ってのアナログ入力です。
我が家のVIERAは廉価版モデルでしたので、ステレオミニジャックを使います。
画面は、ブレードランナーの冒頭のシーンです。
人の音声は特別に変化はなしですが、音楽がやはり豊に聞こえます。
そこで、だいぶ昔に買って最近はあまり見ていなかったJET STREAMのDVDを見てみます。
中村由利子さんの作曲演奏された「JET STREAM〜I wish」などが収録されています。
ニューヨークのストリート風景が美しい音楽とともに広がります。
VIDEO テレビ台の横幅が足りないので、画面を一部塞いでしまうため、今度はフローリングの上に直接置いてみました。
こっちの方が音の響きがちょっと良いような気がします。
おまけに画面も邪魔しないし。
床に直接サテライトスピーカーも置こう。
そして、自分が持っている音楽用DVDの中で、一番気に入っている「クリス・ボッティ in ボストン」を見ることにしました。
これは、トランペットの練習を再開していた頃(既に過去になってしまっています ^^;)YOUTUBEで知って虜になった、トランペッターの伝説的なコンサートの模様を収録しているものです。
一番のお気に入りのシーン。
以前書いたこのアルバムへの評価です。
「YouTubeで、フリューゲルホルンやトランペットの演奏を探している時に、バイオリニストのルシア・ミカレリとの共演「エマニュエル」を見ました。 衝撃を受けました。官能的なヴァイオリンとトランペット。まさに“男と女の愛”。聴いていて、鳥肌が立ちました。これほどの感覚は、久しぶり。 即、CDとDVDがセットになった本アルバムを購入し、全て視聴しました。 本当に素晴らしいアルバムです。映像も素晴らしく、また音質も素晴らしい。また、ホスト役のクリス・ボッティとゲストたちとのやりとりが、なんとも言えず温かいのです。皆、音楽が好きで、心から演奏を楽しんでいる雰囲気に溢れています。カメラワークの良さも特筆すべきでしょう。ゲストたちだけでなく、陰ながらコンサートを支えているボストンポップス・オーケストラの演奏者達の横顔まで、テンポよく紹介していて、会場の雰囲気に酔いしれました。 DVDの出来が何と言っても素晴らしいですが、その上でCDで音だけ聞いても、本当に素晴らしいです。特に、最初に紹介しました「エマニュエル」に加えて、キャサリン・マクフィーとの「I've got you under my skin 」が大好きです。身体が自然にスイングしてきます。」VIDEO VIDEO いやあ、素晴らしいショータイムを堪能いたしました。 サブウーファーの働きによって、重低音がずしりと響くだけでなく、中音域も豊かな表情を見せてくれるようになりました。高音域は、もう少しキレのあるクリアな響きの方が好みですが、十分です。 液晶テレビのスピーカーは、壁側を向いていて背中に付けられており、ボリュームを上げても今ひとつの反応でしたが、サテライトスピーカーのお陰で、人の声も含めて聞き取りやすくなっていることが実感できます。 そうそう、1〜2ヶ月ほど前、中村由利子さんのTwitterで、このDVDのことを触れていて、何だかとっても嬉しかったです。 気がつけば、深夜2時半。 ボリュームはそれなりに抑えていましたが、かなりの夜更かしをやってしまいました。 サブーファーは、ホワイト&薄いブルーの光を放っていて、美しいです。 翌朝は、iPhoneとのブルートゥースのペアリングを行って、iPhoneからも聴いてみました。 まずは、中村由利子さんの「Twilight Winds」を自分のiPhone6をプレーヤーに、SoundSticksで聴きます。 VIDEO そして、「beyond the sea」 VIDEO 次は、学生時代に好きだった河合奈保子さんのアルバムから。カセットテープが聴けなくなってから、何枚かのアルバムをCDで購入して、iTunes(今はただのミュージックというアプリ名に変わっちゃったけど)に収録しているのです。
VIDEO
「アプローチ」という初期の頃の曲で、シングルカットはされてませんが、一番好きな曲です。竹内まりやさんの作。納得です。 ドラムスの軽快なリズムが、シンセサイザーの透明な音と、奈保子ちゃんの可憐な歌声と見事にミックスされています。この曲を聴くと、学生の頃の思い出と気持ちの良い日曜日の朝を思い出します。 VIDEO VIDEO 好きだったティモシー・ダルトンの演ずるジェームスボンドの「007 リビングデイライツ」も久々に冒頭シーンだけ録画したものを見ました。 当時流行っていたA-haの歌う主題歌も好きでした。この映画は、独身時代に学生だった家内と一緒に映画館で見ました。80年代後半です。 007は、イアン・フレミングの原作もハヤカワ文庫で高校時代よく読んでいました。映画では、ショーン・コネリー時代の作品の原作にあたります。 子供の頃好きだった東映スーパーロボットアニメや仮面ライダーやキカイダーの主題歌もYouTubeで聴けるので、iPhoneを通じて、SoundSticksに出力して聴いてみました。 特に、1ヶ月ほど前に日経新聞の文化欄に記事のあった、渡辺宙弘さんの作曲された曲がマイブーム。 VIDEO VIDEO VIDEO VIDEO 今は昔となった、過ぎ去った日々を思い出しながら、激務と疲れが癒されていきます。 家内は、懐かしいねとニヤニヤしています。 最後は、数年前に録画したまま、なかなか見ていなかった演歌歌手 坂本冬美さんのコンサートを夫婦で見ました。 坂本冬美さんの「夜桜お七」が好きで、実は隠れファンです。いつか夫婦でコンサートに行ってみたいと思っています。とてもお茶目で、美人で、好きだなあ。中村由利子さんに通じるものがあります。 VIDEO サウンドスティックス ワイヤレスで、音楽三昧の週末でした。
コメント
コメント一覧 (2)
我が家はちゃんとしたアンプとスピーカーがあるのですが、今はそれで子供たちがプリキュアや良く分からないアニメのテーマソングを聞いているだけです…、勿体ない。
CoupeCamper
がしました
シアターシステムですね! 羨ましいです。
このサウンドスティックスも、なかなかの音です。2.1チャンネルなので、映画館のようにはいきませんが。デザインは色褪せませんね。もう20年ですが
CoupeCamper
がしました