2006年12月から12年半使い続けていた日立製の冷蔵庫が、故障の兆候を見せ始めました。
フリーザーに保管していたアイスクリームが柔らかくなり始めたのです。以上知らせるランプも点滅していました。
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前のマンションから今の家に引っ越す3ヶ月前に買い替えたものでした。
カラーステンレスのヘアライン仕上げのボディが、とてもカッコよくお気に入りでした。
でも、さすがに10年以上使っていて、修理はありません。
 
完全に壊れる前に買い替えようと、家のすぐ近くのショッピングモール内にある家電量販店に、家内と一緒に 行きました。

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最初は、どれも似たり寄ったりで、なんでもいいやと思っていました。
ウチの冷蔵庫置き場の横幅は、70cmなので、現在の幅60cmよりもう少し大きいのを買うのが良いかと思いました。
メーカーは、初代も今回壊れた2代目も日立でした。今回も、白物家電なら、やはり日立でしょと思ったのですが...

売り場のご担当が、色々教えてくださいました。 
まず、冷凍庫と野菜室の位置関係が、10年前と変わったそうなのです。
元々は野菜室は、真ん中の段が多かったそうなのですが、現在、真ん中の主流は冷凍庫になったとのこと。
野菜室は、これまで使っていた冷蔵庫は、取り出しやすい真ん中の段でした。 冷凍庫は一番下。
しかし、今では、日立も他社同様に、冷凍庫が真ん中で、野菜室は一番下になったとのこと。 
野菜の方を冷凍庫より使う我が家は、わざわざ腰を落とさなくてはいけない一番下の段だと、今は良くても将来は不便を感じるようになりそうです。

現在野菜室を真ん中に置いているのは、東芝だけのようでした。
東芝の冷蔵庫の名前は、なんと「ベジータ」!
なんだかドラゴンボールを思い出してしまいましたが、それだけ思い入れを持って、野菜室も考えているということですね。

扉は、家内の実家のように観音開きのものも検討しました。しかし、65cmのモデルの容量は、なんと同じ。観音開きのメリットは、冷気が逃げるのを防ぐためで、結果、庫内温度が下がりにくいと、コンプレッサーの負荷が減り、故障しにくいというメリットがあるようです。

値段は、片開きは27万円弱がモデルチェンジ前特価で、量販店の特別保証を付けて19万円。観音開きは、5万円ほど高くなります。

冷蔵庫って、やっぱり高いですね。
片側開きとしました。

冷蔵庫の扉も今では金属は流行らなくなり、ガラスパネルとなったそう。よって、磁石でメモやプリントを貼り付けられなくなったそうです。サイドには、磁石がくっつくので、そちらを利用するのだとか。
色は新鮮なベージュとしました。ミラー仕様もあるとか。でも指紋が目立つので、やめたほうがいいと助言されました。

その他の特徴として、ガラスの扉の軽くタッチすると、温度調整など操作ボタンが表示されます。
また、鍋等で両手がふさがっていても、肘などで扉の表面の特定部位をタッチすると、扉が自動的に開く機構も備えています。

省エネ性能もきっと上がっているんだろうな。
しかし、何より今回驚いたのは、冷凍庫が野菜室より使う場所に来る世の中になっていたことです。
思うに、料理を一から作るのではなく、温めて食べる時代になっているのでしょうね。