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先週、地元で開かれた守谷ハーフマラソンに出場しました。
今回で3回目の出場。
夫婦での参加で、私は21.1kmのハーフマラソン、家内は5kmです。
娘の出場をきっかけに、大会参加を始めましたが、それまで長らく夫婦でランニング自体は日々走っていました。

初出場は1時間58分、2回目の去年は、アキレス腱の怪我の影響で2時間7分だったので、今年は雪辱を誓っておりました。

5kmの家内のスタートを見送った後、10時にハーフマラソンの号砲。
1kmあたり5分30秒ペースで走れれば、2時間切りは実現します。
前半は、そこそこ良かったのですが...

13km過ぎて、登り坂になった時に、少し頭がくらっとしました。
そして、ひどく足が重くなりました。
ペースが落ち始めました。

まずいな... これは、制限時間内の2時間15分完走に目標を切り替えて、無理しないほうがいいのだろうか?

給水を入念に行います。
一方、途中から歩いてしまっては、制限時間内完走できなくなりますので、ゆっくりでもいいから、とにかく前に走って進むことだけを、ラスト4kmは考えました。
きつくてきつくて、最後は足が止まりそうでした。どんどん抜かれていきます。それほどペースが落ちていきました。

そして、最後の坂を登ったところで、ゴール。
タイムは、スタートの号砲鳴ってからのグロスが2時間13分、スタートラインからのネットが2時間11分。

ギリギリ、制限時間内にゴール出来て、無事完走証を手にしました。

配られたスポーツドリンクと牛乳を歩きながら飲み干し、アキレス腱を伸ばそうとした途端、両足とも攣りました。
足裏はこむら返り、スネと足の付け根に激痛。これらが同時に起こりました。
「痛っ!」思わずよろけそうでした。

気分が悪く、冷や汗が。
配られた焼きそばを食べる気が起こりません。

しばらく休憩しました。完走した達成感より敗北感のほうが強かったです。

そして、よろよろと歩きながら駅までのシャトルバスに乗りました。
しかし、バス車内では、気分が悪く、吐きそうでした。顔から血の気が失せていることが、よくわかりました。
駅でバスから降りて、もう歩けませんでした。普段なら7〜8分の距離なのですが。
先に帰っていた家内に車で迎えに来てもらいました。

助手席に乗り込んだ途端、再び両足が同時に攣りました。
座席を思い切り後ろにずらし、靴を脱いで、ダッシュボードに両足を投げ出しました。

自宅に着くと、娘から「お父さん、顔が真っ青だよ。貧血起こしているよ!」と言われました。

言われてみると、過去、何度か起こした貧血の症状そのものでした。
ソファーに横たわりながら、スマホで調べてみると、長距離走では貧血を起こしやすいことがわかりました。
ただ、私自身は、駅までの猛ダッシュ後に満員電車で貧血を起こしたことがあっても、マラソン大会では若い頃出場した過去を振り返っても、経験ありませんでした。

午後は、ずっと、気分が悪く、ソファーで横になっていました。足も動かないほどでした。
文字通り、限界まで気力で走り抜いたのでした。

夕方、娘が鉄分の多く含まれたプルーンのヨーグルトを、スプーンで口に入れてくれました。
小鳥の雛のマネして口をパクパクさせると、家内も娘も大爆笑でした。

そして、夜になり、ようやく起き上がれるようになり、足の状態も3日後には正常に戻りました。

いやはや、今回の大会は、最低でした。
来年は、もっと万全な練習を積んで、雪辱を誓って、出場します。